通常の汗臭さとは別に、血管に戻すためのろ過機能である『汗の再吸収』がきちんと働かずに、血しょうのごく微量の成分が汗として排出されてしまう場合があり、これが『ニオイの元』になります。「血しょう成分の多くを再吸収して水に近い「いい汗」、再吸収できなかった汗を「悪い汗」と私は呼んでいます」〈五味先生〉。     
「いい汗」は水のようにサラサラしているので蒸発しやすく、ニオイが発生しません。しかし、「悪い汗」はベタベタしているので蒸発しにくく、ニオイの元になります。


「いい汗」と「悪い汗」の比較表

いい汗悪い汗
・汗腺の再吸収が働き、ミネラル等の栄養成分が血液中に戻る・汗腺の再吸収が不十分なため、栄養成分やアンモニアが汗に含まれる
・小粒で濃度が薄い・大粒で濃度が濃い
・水に近くさらさら・ねばねば、べとべと
・蒸発しやすい→体温調節の効率がよい ・蒸発しにくい→体温調節の効率が悪い
・菌が発生しないので、ほぼ無臭・菌が発生しやすく、ニオイが発生
     ・ミネラルが排出され、夏バテの原因に

多汗症についての相談(回答内容別)
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