汗腺を鍛えて、「いい汗」を出す

ニオわない「いい汗」を出すためには、弱った汗腺の機能を高めることです。汗をかく習慣を身につければ、休眠している汗腺が活動を始めます。活動している汗腺の数が増えれば、ひとつの汗腺が出す汗の量が減り、いい汗が作れるようになります。


定期的に適度な運動をする

最も効果的な汗腺トレーニングは、定期的に適度な運動を行うことです。運動を行うことで血行、代謝が良くなるため汗と共に体内の老廃物を排出するすることもできます。筋肉に大きな負荷をかける無酸素運動よりも、適度な負荷で一定時間続けることができる有酸素運動のほうが「いい汗」をかくトレーニングになります。30分程度のウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳がおすすめです。


エアコンの設定は外気温差を5℃以内に

現代人の汗腺機能が衰えた大きな原因は、エアコン漬けの生活にあります。夏でも汗をかく機会が減り、発汗を刺激するセンサーが弱まり、汗をかきづらきなります。暑い場所とエアコンが効いた室内を何度も出入りしていると、汗腺が疲労して体温調節機能が低下します。その結果、蒸発しにくいねばねば汗に。また、汗腺に老廃物や角質がたまり、急に暑い屋外に出たときに、これらの不純物も一緒に排出されニオイの元になってしまいます。エアコンは、なるべく外気温との差を5℃以内に抑えましょう。



汗腺を鍛える入浴法

ー蠡高温浴  ※皮膚の弱い人は低めの温度にしてください

湯船にバスチェアを入れ、43〜44℃のお湯を20〜30cm張り、膝から下、肘から下を15分ほど、浸るようにする。

「手足高温浴」は医学的には「暑熱順化」と言います。手足は汗腺が一番多い箇所なので、きちんと働く能動汗腺を増やし、機能を高めてくれます。また、高温浴により交感神経を刺激することができます。

微温浴

バスチェアを取り除き、水を足して36〜38℃に温度を下げ、15分くらい全身をゆっくりとつかる。

ぬるめのお湯で副交感神経が刺激されてリラックスした状態になり、汗腺を休ませることができます。

4世鮗然乾燥させる

お風呂から上がったら、カラダの水分を拭き、服を着ずに汗を乾燥させる。

ゆっくり汗が蒸発することで、体温が自然に落ち着きます。このとき大切なのが、エアコンが効いていない場所でくつろぐこと。発汗している状態でエアコンや扇風機の風を浴びると、カラダが「もう発汗しなくていいんだ」と勘違いして汗腺を閉じてしまいます。


Body+  2012年9月号



多汗症についての相談(回答内容別)
多汗症についての相談(質問内容別)