汗をかいても気にならなかった幼いころ。大人の女性になった今は、汗染みや汗のニオイなど、汗をかくたび気になることがたくさんありますね。
 
今回は、そんな悩める大人の女性のお助けとなる「汗くさくならない食事」についてお話します。

発汗促進の食べ物で「よい汗」をかく

「汗をかきたくないのに、なんで汗をかく食材なの?」と不思議に思った方もいるでしょう。しかし、ニオイのない汗をかくには、汗腺(汗を分泌する管)をしっかり働かせないといけないのです。
 
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しっかり汗をかくために食べるといいのは、風邪の時などに飲む漢方としても有名な「葛根(かっこん)」。これは漢字の通り「くずの根」のことで、薬として使われるのは皮の部分です。
 
ふだんの食事には、同等の発汗作用があるくず粉を摂り入れるといいでしょう。汗腺トレーニングの前にくず湯を飲んだり、くず粉を使った料理を作ってみてくださいね。冬の冷え防止として話題にあがるショウガも発汗を促進する食材です。夏も冷たい飲み物を控え、ショウガ湯やジンジャーティーなどを飲むよう心がけてみましょう。
 
また、汗の出方を調節してくれるのは女性ホルモン。同じような働きをしてくれるイソフラボン豊富な豆腐、納豆、豆乳など、大豆製品中心の食事に変えるのもお勧めです。

汗をかかない人は「汗をかきやすくなる食べ物」を積極的に摂る

汗をかかない生活は、いざ汗をかいた時にニオイを発生させるだけではなく、美肌つくりにも天敵。「からだを温める食べ物」を食べて、汗をかきやすいからだをつくっていきましょう。
 
一般的に、夏が旬の野菜はからだを冷やし、冬が旬の野菜はからだを温めるといいます。ゴボウ、大根、ニンジンなどの根菜はからだを温めます。冷え性の方は特に、夏でもきんぴらごぼうや大根おろしを使った食事を心がけてください。
 
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大根に含まれるビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、夏バテなどの疲れを取る他、美白効果も高まります。しかし、おろした大根を長く放置するとビタミンが壊れてしまうので、大根おろしの料理をつくる場合は、食べる直前15分以内におろして食べましょう。

疲れが溜まると汗くささも増大。防ぐのは「しじみ」と「すっぱいもの」

疲労により汗くさくなるのは、肝臓の機能が弱って解毒ができていない証拠。そして、その解毒するためのサイクルとからだのエネルギーを生成するサイクルは、互いに作用し合って動くようになっています。


 
つまり、肝臓の機能を高めるオルニチンとエネルギー生成を助けるクエン酸が多く含まれた食品を摂ると、汗くささはなくなるということなんですね。オルニチンが多く含まれる食材は二日酔いにいいと言われる「しじみ」。クエン酸は「お酢」「果物」「梅干」などです。
 
昔からからだの疲れが取れると言われてきた食材には、医学的にもきちんと意味があったんですね。

からだから出る「ニオイ」はすべて腸でつくられる

からだから出る「ニオイ」は、腸で分解された食べ物のニオイです。汗を始め、体臭を消すためにはニオイの元となる食べ物である「動物性のタンパク質」や「脂肪」を食べないことが大切。炭水化物にはニオイを発生させる物質がほとんどありませんので、食べても体臭につながることはありません。
 
さらに、ニオイを減らす食べ物を食べれば、体臭はなくなります。
 
最適なのは、腸の働きをよくする「食物繊維」。例えニオイの強い食べ物を食べても、においの元を食物繊維で包んで排泄してしまえば体臭にはなりません。「わかめ」「こんぶ」などの海草に含まれる水溶性の食物繊維と野菜に含まれる植物性の食物繊維、どちらも食事に摂り入れていきましょう。

抗酸化力が高く、ニオイを吸収する「ポリフェノール」


 
抗酸化力の強い「ポリフェノール」や「ビタミンC」「ビタミンE」が含まれた食べ物を摂ると、さらに体臭はしづらくなります。加齢臭は皮脂が酸化してにおうものですから、年齢をかさねるごとにこうした食材へも目を向ける必要があるでしょう。中でも、ポリフェノールにはにおいそのものを吸収する性質があります。ニオイが気になる方は、ぜひ意識して摂り入れてみてください。
 
ニオイを発生させない、ニオイを取り払う、ニオイの元をつくらなくする、食物繊維やポリフェノールが多く含まれている……すべてのニオイ予防において野菜と果物は効果的です。
 
食生活を見直し、美肌のためにもよい汗をたくさんかいていきたいものですね。


大人すはだ

 

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