多汗症や汗のニオイに悩む方のためのブログ(五味クリニック)

わきが多汗症治療に長年携わってきた五味クリニック院長が、汗に悩む方の心のケアを重視した、様々な対策や治療法をご紹介します。

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  • 悩んでいる約8割の人は精神性発汗 気になるワキ汗の正体と対策
  • 足の裏の汗について―汗と上手に付き合うスタンスが治療のポイント
  • 精神性発汗の手術治療法
  • エクリン腺の持つ3つの働き
  • 精神性発汗がにおいのもと
  • お悩み 汗とにおい

精神性発汗

悩んでいる約8割の人は精神性発汗 気になるワキ汗の正体と対策

ワキ汗は気にするほどクサくなる?

気になる脇汗の正体は、緊張して出てくる汗!?


「ワキの汗ジミが気になる」「蒸れるとすぐに脇汗が臭ってきてドキッとする」……気温が上がることで、脇汗の悩みが増えていきます。そこで、体臭・多汗の専門家である五味常明先生に、脇あせ対策についてお聞きしました

「脇汗で悩んでいる人のうち7〜8割の人たちは、精神性発汗による汗で悩んでいます」と、体臭・多汗の専門家である五味先生。

精神性発汗とは、緊張を感じることで発汗中枢が働き、汗をかくことをいいます。たとえば、「人前で話すから緊張する」「試験が始まるかと思うとドキドキする」といったときにドッと出てくる汗は、精神性発汗によるものです。おもにエクリン腺からの発汗で、ワキ、手のひら、足の裏、額など、部分的にかき、ニオイが強くなるのが特徴です。 

体温調節の汗や食事中の汗は通常あまりにおわない!?


これに対して、同じエクリン腺からの発汗でも、温熱性発汗というのがあります。これは体温調節のためにかく汗で、通常、ニオイは強くなりません。

さらに、辛いものを食べたときに出る汗は、味覚性発汗によるもので、こちらも通常、ニオイは強くなりません。

ニオイが強い、というとワキガがありますが、ワキガの汗はアポクリン腺から発汗し、何種類かの脂質、中性脂肪、脂肪酸、コレステロール、鉄分、蛍光物質、色素などが多く含まれています。

ワキガについては医師に相談するのが一番ですが、精神性発汗が伴うことが多く、それにより、より一層ニオイが強くなります。

制汗剤を使うことで「汗が止まる」とワキへの自信が出てくる


ではなぜ、精神性発汗で悩んでいる人が多いかというと、それは、「緊張する」→「汗をかく」→「また汗をかくのではないかと不安になる」→「また汗をかく」→「汗ジミが見られているのではないかと不安になる」→「もっと汗をかく」というような悪循環に陥り、いつまでも解消されず、悩みが深くなっていくためです。

「止めよう、止めようとするとますます汗は出ます。この悪循環から抜け出すには、意識が汗に向かわないようにすることが大切です。そのためには、汗が止まった、汗はかくけれど乾く、といった実体験をもつことです」と五味先生はアドバイスをしてくれます。

制汗剤と汗腺トレーニングで汗に勝つ!


具体的な汗の臭い対策には、制汗剤の使用と汗腺を鍛えることがおすすめです。

制汗剤を使うことで、一時的でも「汗が止まった」「ニオイが減った」と実感できます。そして、しばらく使い続け、その体験を継続させることで「汗をかいても大丈夫」という自信がついてきます。汗を気にしない習慣へ近づくことができるのです。

ワキの汗とニオイが気になるときは、制汗剤は汗を抑える効果と、抗菌効果のあるタイプを選びましょう。ニオイは、汗だけでなく、古い皮脂や角質が雑菌により分解されて発生するからです。

いつでも汗を気にせずいられることが大切なので、効果が持続するタイプや、手軽に塗り直しができるタイプなど、自分の生活の中で取り入れやすいものを選びましょう。使うときは、濡れたタオルで汗をよく拭いてから使いましょう。

汗腺を鍛えると汗が変わる!


もうひとつ、汗腺を鍛えると、汗をかく機能がよくなり、肌の上ですぐに乾く、サラサラの汗をかくようになり、「汗はかくけれどすぐに乾く」といった実感がもてるようになります。しかも、この汗はすぐに乾くため、ニオイの原因になりにくいのが特徴です。

汗の原料は血液なので、かいた汗は血液に再吸収されます。つまり、ろ過されます。汗腺機能がよいと再吸収力がよいため、かく汗はサラサラとしています。

しかし、汗腺機能が悪いと再吸収力が落ち、血液の成分(ミネラル、アンモニア、乳酸など)が汗とともに出てしまうことになり、ベタベタとした汗をかくことになります。このような濃度の濃い汗は蒸発しにくいため、気化熱により体温を下げることがなかなかできず、ダラダラと汗をかき続けることになります。つまり、汗腺機能が悪いと、臭う汗をかき続けることになるのです。

汗腺を鍛えるのは、つまり「汗をかく」ことです。以下のことを取り入れてみましょう。
・シャワーではなくバスタブに浸かる
・ 冷房が効いた部屋に長くいるときは、約3時間ごとに熱めのお湯やお茶を飲む。
・ 有酸素運動を取り入れる。ウォーキング、水泳、サイクリングなど。
汗が気になる季節を前に、このような汗対策をすることで、脇汗を、人目を気にせず生活できような自信をぜひつけてください。


Peachy
 http://news.livedoor.com/article/detail/13275217/

多汗症についての相談(回答内容別)
多汗症についての相談(質問内容別)

足の裏の汗について―汗と上手に付き合うスタンスが治療のポイント

足の裏は、体の中でも手のひらと同様に汗腺が密集した場所です。靴下やストッキング、さらにはブーツや革靴などで密閉されると、素足でいるときよりも必然的に温度が上がり、汗も蒸発しないまま湿気を帯びてきます。このような、温度の上昇で出る汗を抑えるのは困難です。靴をこまめに履き替えたり、干したりするなどの靴対策や、足をよく洗ったり、ベビーパウダーを使ったりするなど足へのケアが有効でしょう。

しかし、それだけでなく、手のひらの多汗と同様に、足の裏に「精神性発汗」をする人が増えています。暑さや汗腺が多いという問題ではなく、心の問題から汗が多くなってしまうのです。

偶然のきっかけで足のにおいが気になり、そしてまた汗をかいてしまい、足をことさら意識してしまうと、「汗をかくまい」、「汗をかきたくない」という不安がいつも頭をもたげてくるようになります。そうすると、意識すればするほど汗をかくという悪循環に陥ってしまいやすくなるのです。

このような「精神性発汗」を抑えるコツは、結論からいえば「もっと汗をかいてやろう」と考えを変えることなのです。

精神性発汗はいわば「生理現象」です。生理現象を抑えることはできません。汗を減らすことではなく、不安を解消することが治療の目的になります。ですから、心の中を不安とは反対の状態、つまり安心の気持ちに持っていくようにすることです。それが、汗を受け入れることなのです。

汗で悩んでいる人に気にするなといっても無理でしょう。大切なのは気になっても、汗を否定しないこと。いっぱい汗をかいていても、その汗の存在を認めてやれば、不安は生じてこないはずです。汗とうまく付き合っていくスタンスが、多汗治療のポイントといえるでしょう。



五味常明・読売新聞大手小町編集部 著
『汗っかきを治す72のワザ+α』(保健同人社)より


汗っかきを治す72のワザ+α





多汗症についての相談(回答内容別)
多汗症についての相談(質問内容別)

精神性発汗の手術治療法

とても緊張したときなど、手のひらに汗をかいてしまうというようなことは多かれ少なかれ誰しも覚えのあることでしょう。しかし、なかには、ちょっとした緊張や少しの気温の変化などでもびっしょりと手のひらに汗をかき、止めようと思えば思うほど、どんどん汗が吹き出てきてしまう、という人もおり、このような症状を精神性発汗と呼んでいます。

精神性発汗は、基本的に心理的療法での治療が中心となりますが、次のような人には手術による治療法もあります。


(1)精神療法の効果がまったく感じられなかった人

(2)精神療法を行う時間的余裕がない人

(3)ある程度でもよいから、短期間で汗を減らしたい人

(4)ある程度でも減汗効果が得られれば、自信を回復して前向きに社会生活を送れるであろう人

(5)ワキガとの混合型の人


精神療法には多くの努力と時間を要する場合が多く、一部では期待したほどの効果が得られないなどの理由で、かえって失望して自信をなくしてしまうケースがあります。

しかし、「ある程度でもよい」という控え目な要求水準を持った人なら、半分程度の減汗でも大きな喜びを得られます。たとえ半分でも効果が得られたという実感が、患者さんの不安を軽減して安心感をもたらし、手術の効果以上に汗が減ることもあるのです。

精神性発汗の手術に適しているのは、直視下剥離法です。しかし、ワキガ手術とは違います。


●より厚く剥離 真皮層の剥離する部位を、ワキガよりも厚くします。皮膚をより薄く剥離することで、削除されるエクリン腺の量が増えるからです。

●より広く剥離 わきのエクリン腺は、毛が生えている部分だけでなく、その周辺にも多数あるので、ワキガの場合よりも広範囲の剥離を行います。


また精神性発汗とワキガ型の混合型と診断される人もいます。この場合、エクリン腺ともアポクリン腺ともいえるような汗腺の存在が認められます。

これは、両者が一体となった混合腺であるアポエクリン腺というものと推察されます。この場合は、手術による減汗効果が非常に高いので、汗腺を完全に摘出することが大切です。





五味常明著『気になる口臭・体臭・加齢臭』(旬報社)より


気になる口臭・体臭・加齢臭


多汗症についての相談(回答内容別)
多汗症についての相談(質問内容別)

エクリン腺の持つ3つの働き

単なる多汗による汗臭さなのに、じつはワキガではないかと悩んでいる人は少なくないでしょう。多汗によるニオイとワキガ臭とは明らかに異なるのですが、この違いに深く関係しているのが、エクリン腺とアポクリン腺なのです。


まず、エクリン腺ですが、ここから出る汗は、発汗のしかたによって次の3つに分類されます。


ひとつめは、温熱性発汗です。これは、暑いときや運動をしたときなど、体温を調節するために体全体から出る汗で、体温を37度前後に保つための生理的な汗です。


2つめは、精神性発汗です。主に手のひらや足の裏、わきの下などの局部にかきます。


緊張や驚き、不安などから起こる「冷や汗」も精神性発汗のひとつです。


最近は、このような汗を気にする人が増えてきているようです。しかし、ちょっとした緊張にも反応して、手のひらや足の裏に異常に汗をかくようなときは、「多汗恐怖」「発汗恐怖」が疑われます。このような場合は、精神性発汗とは区別し、心理的な治療法が必要となるでしょう。


3つめは、味覚性発汗といって、辛いものや熱いものを食べたときに、額や鼻、唇の周囲、首などにかく汗です。

このように、エクリン腺から出る汗は、生理的な汗であることがほとんどです。多汗の場合の汗も、たいていはエクリン腺からの汗なのです。


そのエクリン腺は全身に広く分布し、汗腺の数は平均350万個、少ない人で200万個、多い人では500万個あるといわれています。


しかし、存在するすべてのエクリン腺から汗が出ているわけではありません。実際に活動している汗腺を「能動汗腺」と呼びますが、これはエクリン腺全体の半分程度で、汗の量は能動汗腺の数に影響されます。


能動汗腺の比率は、生後約3年のうちに過ごした環境で決まると考えられています。熱帯地域で生まれ育った人は寒冷地域で育った人より能動汗腺の数が多く、猛暑下での体温調節をスムーズに行えるようになっているのです。また、能動汗腺は額や手のひら、足の裏に多く集中しています。


一方、アポクリン腺の量は、遺伝の影響もありますし、人種や個人によって差があります。


アポクリン腺の役割は、本来、体温の調整ではなく、体臭の原因となるニオイのある汗を作りだすことです。ですから、多くの動物は、固体の認識や仲間同士の確認、異性を惹きつけるフェロモンのような役割をアポクリン腺が担っており、腺組織も発達しています。しかし、人間では、進化の過程において、体毛の退化にともない、アポクリン腺は徐々に退化してしまいました。体毛の代わりとして、寒さをしのぐために衣服を着込み、暑さをしのぐために体温調節を持ったエクリン腺が新たに進化したと考えられています。そのため現代人のアポクリン腺は、わきや性器の周辺などの局部にしか存在しないのです。ワキガ臭はアポクリン腺からのニオイなのです。




五味常明著『気になる口臭・体臭・加齢臭』(旬報社)より


気になる口臭・体臭・加齢臭


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精神性発汗がにおいのもと

ドロドロ汗の正体

 運動後のさわやかな汗と、においを発するベタベタとした汗。この2つは同じカラダから発散されるのに、どうして違いが出るのでしょうか?「汗の種類は2つあり、エクリン腺とアポクリン腺から出ています。この2つには、においなどに大きな違いがあります。まずエクリン腺は、全身の至る所に分布していて、ここから出る汗の成分は99%以上が水分なので、サラッとしてにおいもほとんどありません。一方、アポクリン腺は、腋の下やおへそまわり、耳の外耳道、乳首の乳輪や性器、肛門まわりなど、体内の一部に分布しており、毛穴と出口を共有している大きな汗腺です。ここから出る汗はにおいを含み、タンパク質、糖分、グルコース、コレステロール、鉄分、アンモニア、また、粘っこい脂性の物質まで含まれ、ワキガの原因にもなります」(五味先生)。
 この2つの汗がサラサラ汗とベタベタ汗の違いなのでしょうか?「エクリン腺から出るサラサラ汗は、本来かくべきよい汗です。このサラサラ汗を出す機能がうまく働いていると、より水分に近い汗になります。水に近いので蒸発しやすく、気化熱による体温調節がうまく働きます。エクリン腺の機能が鈍って、ミネラル分を再吸収せずに水分と一緒に体外へ排出される汗は、ベタベタしていて蒸発しにくく、体温調節機能がうまく働きません。現代人のかく汗のほとんどがこの悪い汗。この汗は、エクリン腺から発されます。アポクリン腺だけがにおいを伴うわけではないのです。肉中心の食事やストレス、運動不足などによって、汗をかく習慣のない人は、悪い汗が出てしまうのです」(五味先生)。
 また女性は、女性ホルモンの分泌が活発になるなど、生理周期によって、皮脂分泌が活発になるため、汗と混ざり合って、生理前ににおいが強くなるということもあります。

全身に分布するエクリン腺と、腋の下やおへそまわりなど、体内の一部に分布されているアポクリン腺。さらにもう1つの腺である皮脂腺から出る皮脂が、汗のにおいを左右します。


生活習慣がにおいに現れる!

におう汗を作る原因とは?

汗腺の働き以外に、毎日の生活習慣がにおいを作り出します。においを発する原因を突き止めてにおわないサラサラ汗になる生活習慣を心がけて。


動物性脂肪の多い食事

汗はもともと血液なので、血液がドロドロでは汗もベトベトになってしまいます。タンパク質の多い食事に偏ったり、バランスの悪い食事では、においのある汗になる可能性も。肉類などの動物性脂肪の多い食事は熱の生産が多いために体温を上昇させ、その温度を下げようとして汗がたくさん出てしまうので、食べ過ぎに注意。

食事制限などのダイエット

無理なダイエットはにおいを発しやすくなります。食事制限をしていると、体内のエネルギー源である炭水化物やタンパク質が不足し、カラダが飢餓状態に。そこでカラダは身を守ろうと、貯蔵していた中性脂肪を燃焼しようとするときに、中性脂肪がにおいを放つ脂肪酸に変化し、汗とともに強いにおいを発します。

常に緊張状態が続くストレス

におう汗をかくのはまじめな人! 手の平や腋などの局部にかく、緊張や驚き、不安な状態から起こる冷や汗は精神性の発汗です。精神性発汗は、自分でコントロールしにくく、緊張や不安状態になればなるほど大量の汗が出てくるのが特徴。この発汗は心の問題でもあるため、まずは「不安」な気持ちをリセットすることが必要。

汗腺の働きが鈍くなる運動不足

運動不足や、年中クーラーのきいた部屋にいると、手足の指先などの血行も悪くなります。酸素が行き渡らず、疲労物質である乳酸が増え、乳酸が汗腺の中でアンモニアを増やし、においを伴う汗でベトベトになります。汗をかく習慣が少ないと、汗腺の働きが弱くなってしまうのも理由。

汗対策に水分を避けている水分不足

なるべく汗をかかないようにしたいがために、日頃から水分を摂らないという人もいます。もちろん、水がすべて汗になるわけではなく、余分な水分は尿としてちゃんと排泄されます。水分を控えてしまうと、血液がドロドロになり、ベトベト汗になりかねません。


においを伴うベタベタ汗の予防&対処法

原因がわかったら、サラサラ汗をかく訓練を始めましょう! 生活習慣を少し変えると内側から発するにおいまで変わるんです!

1.食事や水分摂取でサラサラ汗に導く

食事はなるべくアルカリ性食品を中心にして、緑黄色野菜や海草類を多く摂り、できるだけ多種類の栄養素を取り入れましょう。そして、塩分、糖分、香辛料などは控えめに。水分を摂って、良い汗をかける状態に整えることが大切です。お酒、たばこ、アルコールなどの刺激物も控えめにしましょう。

2.入浴で汗腺トレーニング

熱いお湯で積極的に汗腺を刺激するトレーニングをしましょう。?高温手足浴。浴槽に43〜44度くらいの熱めのお湯を少なめにはって、両手足(腕・膝下まで)を10〜15分くらい温めます。?微温浴。?で入っていた熱めのお湯にぬるいお湯を足して、ぬるま湯に全身つかり、リラックス。高温で高まった交感神経を安定させましょう。お湯に酢を入れると、より効果的です。

3.においの元になる食事を避ける

動物性脂肪の多いタンパク質は、肝臓でエネルギーに変換されるときに、他の栄養素と比べ、約5倍の量の熱を生み出します。この熱が汗の原因になるので、においの元となり得る多汗を防ぐには肉類の摂取を控えましょう。汗腺機能を高める食材は山芋などのムコ多糖類。豆乳とメカブは悪臭を防ぐ効果も。

4.デオドラント剤でベタベタ汗予防

市販のデオドラント剤は、腋など専用の局部に使うことを必ず守りましょう。他の部分に使用すると、汗腺の働きが狂ってしまうことも。汗や体内の働きを乱さずに効果的かつ簡単にできるのが、ミョウバンの粉末で作る手作りデオドラント剤。ミョウバン50gを1.5lの水で薄め、スプレー容器に移せば完成!

5.汗をかいた後はぬれタオルでにおい対策

少量の汗なら、乾いたタオルでふき取ればOK。でも、ワークアウトでたっぷり汗をかき、シャワーを浴びれない……というときのにおい対策には、ぬれタオルが活躍。大量の汗をかいた後は、雑菌が肌に残るので、繁殖を防ぐためにも、かいたばかりのうちにぬれタオルでしっかりふき取りましょう。

自己暗示効果もある!?
汗に悩むならボトックス治療がおすすめ

ボトックス治療は、汗腺の働きを抑制することで、発汗を減少させる治療。注射での治療は6カ月程の効果で、その後は再び汗をかき始めるはずが、多汗症の治療を受けた人の多くが以前より汗が少なくなるという傾向にあります。それは、汗をかかないことに慣れて、「また汗をかくのではないか」と汗を予想する不安が、自信に変わったということです。すべての人に当てはまることではありませんが、こういった自己暗示作用で、心が安心するということも汗を抑える方法なのです。

 


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お悩み 汗とにおい

ななみさん(静岡県・32歳)

仕事中など、日中に腋や手の平から出る汗が気になります。冬でも、運動をしたわけではないのに腋の下から汗をかくこともあります。においも気になるので何とかしたいです……。

Answer 

この場合の汗は「精神性発汗」といわれ、緊張状態が続いたときに出る汗です。突発的かつ大量にかくうえに、ベタベタして蒸発しにくく、においが強くなるのが特徴です。

暑いときや運動したときにかく汗は、体温調節に必要なもの。しかし、暑いと感じていないのに手の平などの特定の部位だけに異常に汗をかいてしまう人がいます。これは興奮したり、緊張したりするときに起こる症状で、感情の高ぶりがおさまれば本来は自然と引いていくものです。ところがこのメカニズムが、恒常的に働いてしまうことも。汗をかくのが嫌だ、恥ずかしい、などという思いを潜在意識に持ってしまうと、脳の中で常に緊張状態が続き、汗を出してしまうのです。


Body+ 2010年6月号より


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プロフィール

医学博士・五味常明
1949年、長野県生まれ。一ツ橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。 昭和大学形成外科等で形成外科学、および多摩病院精神科等で精神医学を専攻。 患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」を新しい医学分野として提唱。ワキガ・体臭・多汗治療の現場で実践。 わきがの治療法として、患者が手術結果を確認できる「直視下剥離法(五味法)」を確立。 TVや雑誌でも活躍中。 99年からは、ケアマネージャー(介護支援専門員)として、デイケア事業や、高齢者介護の現場でのニオイのケアにも取り組む。

五味クリニック院長
流通経済大学 客員教授
日本心療外科研究会代表
体臭・多汗研究所所長

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