A.汗に含まれる成分や濃度が違い、体温調節の効力にも差があります。
汗の原料は、血管を流れる血液から汲み取った血漿。その血漿から、ミネラルなど体に大切な成分をろ過して血管に戻し、残りの水分を汗として放出します。
血漿成分の再吸収力が高ければ、出る汗は小粒で濃度が薄く、サラサラ。ところが、再吸収が不完全で汗の中に体に必要な成分が残っていると、大粒で濃度の濃い、ベタつく汗になってしまうのです。
私は便宜上、前者を“いい汗”、後者を“悪い汗”と呼んで区別していますが、いい汗は蒸発しやすいので効果的な体温調節が可能。悪い汗は流れるだけのムダ汗になりやすいといえます。
美的2009年8月号 別冊附録
夏の「涼感Body」パーフェクトケアBook より
血漿
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プロフィール
医学博士・五味常明
1949年、長野県生まれ。一ツ橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。
昭和大学形成外科等で形成外科学、および多摩病院精神科等で精神医学を専攻。
患者の心のケアを基本にしながら外科的手法を組み合わせる「心療外科」を新しい医学分野として提唱。ワキガ・体臭・多汗治療の現場で実践。
わきがの治療法として、患者が手術結果を確認できる「直視下剥離法(五味法)」を確立。
TVや雑誌でも活躍中。 99年からは、ケアマネージャー(介護支援専門員)として、デイケア事業や、高齢者介護の現場でのニオイのケアにも取り組む。
五味クリニック院長
流通経済大学 客員教授
日本心療外科研究会代表
体臭・多汗研究所所長
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